人生100年時代、そしてコロナが訪れ100年に1度の危機と言われる今。
私たちは人生を見直したり、今までとは違う目線で生きていくことを余儀なくされました。
お金や仕事に関しても、悩んでいる方は少なくないと思います。
今回は、そんな不安を解消できる術として、お金に関する資格をご紹介します!
前回の記事でもお話しましたが、
日本人はお金に関する勉強量がかなり少ない!
海外と比べても、海外では小学生の頃から授業として投資を勉強しているのです。
それに比べてしまうと、日本は十分な教育を受けられていないので出遅れて当然…
なぜこのような状況なのか、これには国の方針などが関わっており、それぞれの見解があります。
これらは勿論、すぐに解決はできません。
今から私たちがすぐに出来ることは、お金に関して勉強し知識を得ていくことしかないのです。
そこで、これからの生活に使える、将来に備えられる、転職・ 就職に役立つ、お金に関する資格7選を紹介することとします。
もくじ
どんな資格があるの?
お金が稼げる就職・転職に有利な資格、すぐに活かせる資格、そして番外編で転職に有利になる資格を順番に紹介します。
お金が稼げる資格3選
- 公認会計士
- 社会保険労務士
- 日商簿記
公認会計士
国家資格である公認会計士。監査・会計のスペシャリストです。独占業務(この士しかできない仕事)である「監査」を行い、「会計」「税務」「コンサルティング」も行うことができます。「監査」とは、企業や学校法人、公益法人など様々な対象について、監査意見を出し(表明し)、その対象の財務情報の信頼性を保証することです。
つまり簡単に言えば、「対象の決算書が正しいのかを確認し、それを意見表明する仕事」です。
合格率は10%という、難関の資格です。
財務会計、管理会計、経理、監査、税、企業法、民法など、身につく知識は幅広く、お金のスペシャリストといえる資格です。
合格までには、2,3年程は必要になるもので、独学でも合格できないことはありません。
ですがかなり難しいので、学校に通ったり通信講座などを利用するのが近道だと思います。
しかしながら、独占業務をの持ち、企業内会計士や独立して自分の事務所を持つこともできるため、これからのことを考えてもとても強い資格であることは間違いありません。
社会保険労務士
「労働・社会保険に関する問題」や「年金」に関する問題などの相談事、業務代行を行う、その分野では唯一の国家資格です。
「労働・社会保険に関する書類作成・提出代行」や「帳簿書類の作成」は社労士の独占業務であり、さらに「相談・指導」という業務もこなす仕事です。
こちらは、合格率はなんと平均6%。
社会保険や労働基準法、人材管理、公的年金、など、多岐にわたる、会社のお金、給料や税金に関するアドバイザーになれる資格で、独学だと1年程かけて勉強をして合格を目指すとよいでしょう。学校、通信講座などを使えば、効率的に学べるので短い期間での合格も可能です。
社会保険労務士は、社労士事務所や企業に勤めたり独立開業もできます。
様々な企業からも必要とされる職種のため、需要がある仕事と言えるでしょう。
日商簿記検定
簿記とは、簡単に言うと「お金やものの出入りを記録するための方法」で、日々の取引を帳簿に記入し、最終的に決算書を作成するための一連の作業のことをいいます。
貼り付け元 <https://advisors-freee.jp/article/category/cat-big-03/cat-small-08/6627/>
そして、簿記検定には4つの階級があります。
1級……「公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門」
2級……「商業簿記・工業簿記を学び、就職・転職に有利な資格」
3級……「初歩的な商業簿記を学ぶ基本レベル」
初級……「簿記の仕組みや基本用語を理解する入門レベル」となっています。
簿記は支出やものの出入りを記録し、
会社などの儲けや財産の状況を把握するための仕事です。
そういった会社の経営状況や財政状況を示したものが決算書であり、この決算書をつくるのには欠かせない仕事なのです。
級により、取得の難しさや取得までの勉強期間・時間数はかわってきます。
ですが初級・3級に関して言えば、100時間という時間なので、しっかり集中すれば1か月程でも取得できる可能性があります。10日で取得したという強者もいるようでした…。(素晴らしいですね)
簿記検定は、会計経理の知識が得られるため、どの会社でも評価される資格です。
コスト感覚も身につく為、日常でも役に立つことでしょう。
就職や転職に有利な、お金に関する知識が身につく資格を紹介しました。
生活にすぐに活かせる資格
FP
「年金」「保険」「株式や預貯金などの金融資産」「税金」「不動産」「相続」などのお金の悩みの相談にのるお金の専門家。ライフプランのアドバイスもします。
こちらも国家資格で、生活する上でのお金に関する問題を満遍なく学ぶことが出来ます。
こちらも級がありそれぞれで難易度が違いますが、
3級でしたら70%ほどの合格率!十分にお金に関して幅広い知識が得られるため、ご自身のライフプランを設計できたり、日常生活で活かせる資格です。
2級、1級となると、保険や金融系の仕事にも役に立つので、就職や転職にも有利でしょう。
番外編!お金には直結しないけれど…
転職に有利な資格3選
宅地建物取引士
国家資格であり、不動産会社で必要な資格です。
この資格を持つ人だけが、お客様への重要事項説明などの決まった業務を執り行うことが出来る為、不動産会社では重宝される資格です。
この資格があると就職時に資格手当があったり、収入に直結することが多いのでおすすめです。
販売士
顧客のニーズを的確に捉えニーズにあった商品を提供する「販売のプロ」になれます。
商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行ないます。貼り付け元 <https://www.biznavi.jp/hanbaishi>
接客に関する基礎知識から店舗経営や、経済状況も把握できるようになります。
資格手当を支給している企業もあるようです。
医療事務
こちらは人気の民間資格。実は種類も沢山あるのです。
医科・歯科・診療情報・調剤・レセコン・介護などの分野がありますので、自分の望む仕事の分野を取得しましょう。
医療事務の仕事に就く際には、かなり有利になる資格ですし、お給料にも反映されることが多く、女性の方に人気の高い、おすすめの資格です。
まとめ
お金が稼げる資格3選
- 公認会計士
- 社会保険労務士
- 日商簿記
生活にすぐに活かせる資格
- FP
番外編!お金には直結しないけれど…転職に有利な資格3選
- 宅地建物取引士
- 販売士
- 医療事務
お金に関する資格について、ご紹介しました。
これからの人生、時代で何が起こるかは誰にもわかりません。
そんなときに自分で対応できる力があれば心強いですよね。
何か資格があることで知識が身につくことは勿論、メンタル面でも「私にはコレがある!」と思えることは支えになるものです。
資格取得して、1つの武器を身に付けることも生き抜くには必要な術かもしれません。
資格取得の勉強が出来るサイト貼っておきます。
ご参考までに。⇓⇓
スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
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